インターンシップブログ part3 〜 Maker Faire Tokyo 2015レポート~

こんにちは!
いきなりですが、先日Maker Faireに行ってきました!
Maker Faireとは、2005年から刊行されているアメリカ発のテクノロジー系DIY(Do It Yourself)工作専門雑誌”Make”が開催している、ものづくりが好きな人のためのイベントで、世界各地で開催されています。
個人的に面白いと思った企画がいくつかありましたので、紹介したいと思います。
対決!超反応昇竜拳!
これは、スーパーファミコンの名作ゲーム『ストリートファイター』を人工知能がプレイする、という企画でした。
仕組みは、P1側のキャラの一定の領域に人間が操作するP2が侵入してきたら一定のコマンドで反撃するというプログラムでできていて、処理はPCでゲーム画面を画像処理しているそうです。
最先端の技術を用いているというわけではないけれど、コンピュータが画像を認識してプレイするということが人工知能っぽさを強調させていています。そして、このコンピューターは、勝率90%以上です。
普通にゲームでCPU対戦して最強設定にしても驚かないけれど、画像処理しているということだけで人知を超えた凄さを感じ、見ていた人はみんな驚いていました。
企画の見せ方で人の受ける印象は大きく変わるんだな、と思いました!
オシロクロック
今回のMaker Faireでは、ほとんどがロボットやITをメインに打ち出していました。しかし、オシロクロックは、今だからこそアナログで勝負!という企画でした。
オシロクロックはどんなものかというと(以下引用)
昔のオシロスコープに使われていたブラウン管を再利用して、とても珍しい時計を作りました。レトロな技術に、モダンな外観を融合させました。リサージュ図形を使った特殊な表示方法「サークルグラフィック」の採用で、美しいなめらかな字体が楽しめます。
というものでした。
リサージュ曲線とは、位相が異なる正弦波をxy軸に投影してできる図形です。このリサージュ曲線で、任意の直線を生成することができ、その組み合わせで綺麗な文字をディスプレイに投影させているそうです。
とても美しく、クオリティが非常に高かったです!
自分は比較的幼い頃からITに触れてきた世代なので、ブラウン管を使っているアナログの美しさに感動しました。
JS Board勉強会
ラストは、nextremerの社員さんが展示していた企画です!
さらに、植物の状態がスマホで見られるようになっていて、充分に水をあげるとスマホに出ている顔が笑顔に変化します!
技術的な側面から見たこの企画のキモは、このシステムが全てJavaScriptで動いているということです。ブラウザ上でしか動かなかったJavaScriptが、サーバサイド、そしてマイコンの上でも動いてしまう時代になりました。開発の敷居が一気に下がりそうですね!
今後IoT(Internet of Things)の発展により、私たちの生活はインターネットに投影され、インターネットの世界も私たちの世界に投影されていくと思います。そのような中で、このような技術がどんどん生まれ、より豊かになっていく世界が想像でき、非常に面白かったです!
そして、人間味を損なわないために自動水やり機能は逆につけていないというのが非常に良かったです!
その他、いろいろな企画がありました
今回初めてのMaker Faireだったのですが、魅力的な企画がたくさんあり、自分でもおもしろいものを作って展示したいと思いました!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
Nextremerでは学生インターン・人工知能エンジニアを募集しております。
興味を持たれた方、もっと詳しく知りたい方、お気軽にお問い合わせくださいね。
まずは下記をクリック!