MSの仮想アシスタント「Cortana」PC版を使ってみました

MSの仮想アシスタント「Cortana」PC版を使ってみました

こんにちは、Nextremerの村上です。

 

Windows10への無料アップデートが先月末から開始されていますね。

2015年7月29日Windows10の発売時、コルタナの対応国はまず米国、英国、中国、フランス、イタリア、ドイツ、スペインとなっていますが、今後数か月の間に日本、オーストラリア、カナダ、インドへの市場拡大のため、Cortanaのテストを開始します。今年後半にはブラジル・メキシコへの対応が予定されています。

http://www.theverge.com/2015/7/20/9002895/microsoft-windows-10-cortana-canada-australia-japan-india

 

数か月も待てない!ということで、フランス人の知人PCを借りて試してみることに。言語はもちろんフランス語なので、日本語訳付でお届けします。

 

 

■早速質問をぶつけてみました

質問①:明日の天気は?
まずはオーソドックスに攻めてみました。

weather

 

 

質問②:あなたのお父さんはだれですか?
まぁこれは大体の想像がつきますね。

who is your father

 

 

質問③:歌を歌って!
当然フランス語なので、日本人にはピンときませんが、抑揚のある澄んだ声で歌ってくれました!

Sing a song

 

動画を撮影しそびれたので参考までに、こちらの歌です

 

質問④:お腹すいた!

hungry
え!?それだけ?という印象。

Siriなら”近くに○○のお店が~”と候補を出してくれるのですが…
良いレストラン知らない?と聞けば違うのかも。と思ってそのように聞いてみると、
検索エンジンに飛び、「お腹すいた」というワードに関連したページの検索結果の表示でした。
この辺りはSiriの方が優秀でしょうか。

 

質問⑤:酔っぱらっちゃった~!
これにはもはやコンピュータとは思えないナイスな回答が返ってきました!
drunk
これはきっとフランス的なユーモアなんでしょう!

 

最後の質問⑥:愛ってなんですか?
最後もオーソドックスな質問で攻めてみました。
人工知能が「愛」という主観的なものをどう定義するのか…

what is love
何か哲学的な教えを享受できるのかとドキドキしてましたが。

 

 

■SiriやGoogle Nowとの違い

1.セッションを重ねるごとに学習して賢くなる?

コルタナの特徴は学習機能。Siriにはない機能で、ユーザーの好みや過去の履歴を参考に、ふさわしい回答をしてくれるのだ。友人に電話をかけたり、スケジュールを設定したりするほか、マイクロソフトの検索エンジンBingを活用し、天気や周辺施設などを調べることもできる。学習したデータは、「Notebook」に記録され、どんどん賢くなっていく。

http://ascii.jp/elem/000/001/008/1008757/

2. ローカリゼーション

冒頭のMS/Cortana teamの動画中で、どうして各国へサービスを拡大していくのにこれほど時間がかかっているかについて説明がありました。
彼らは、各国の持つ専門的な情報、独自の文化を尊重するため、非常に慎重なアプローチを取っているのです。
各国のユーザの嗜好をリサーチ、その結果に基づいて、ローカライズしたCortanaを提供するため、時間がかかるとのこと。

 

中国の場合

例えば、中国のユーザに「どんなパーソナルアシスタントを期待しますか」と聞いたところユーザの希望は、
”アシスタントの声を、まるで笑顔で話しているように” でした。

 

イタリアの場合

例えばイタリアの場合、MSの担当者は、イタリア人が”スクーター”というワードとイタリアを繋げたジョークが嫌いだ、ということが分かったそうです。
イタリア×スクーターといえば【ローマの休日】や 【ベスパ】が浮かんで、可愛らしくポジティブなイメージですが、イタリア人にとってはもう飽き飽きなジョークなのでしょうか。

 

日本の場合

さて、日本についても言及されていました。
リサーチの結果、日本の文化は他と比べてやや丁寧な方が好まれることがわかった。
そのため、Cortanaがお辞儀をしたり(どうやって?)、非常に礼儀正しくカスタマイズをするとのことでした!

当たり前ですが、フランス語のジョークを翻訳されて聞いても、へぇ~くらいに思うのが関の山ですし、
インド人に「ふとんが吹っ飛んだ!」と言っても、笑いどころか、布団というものはですね…と説明からスタートするという気まずいことになります。
サービスを提供する国によって、サービスのプラットフォームを変更する、というのは当然の事なのかもしれませんね。

 

★Siri vs Google Now vs Cortana 質問に正しく回答できるかどうかの対決の勝者は?という面白いものを見つけました。
気になる方はどうぞ!
cortana siri

http://gigazine.net/news/20141010-great-knowledge-box-showdown/

 

 

■MS仮想アシスタントCortanaは、”人間の個性”を思わせる

Cortanaを体験してみて、今思う事はCortanaは”人間の持つ個性”、”独自のキャラクター”を思わせるものでした。
声の抑揚や、ことばの切り替えしなど、日本語版ではどのように表現してくるのか、非常に楽しみでもあり、不安でもあります。
Siriのように、言葉の切り貼りのような機械音ではなく、自然な抑揚を持たせて会話できるのか。

 

以前見たある映画を思い出しました、仮想アシスタントに恋をしてしまう映画「Her 世界でひとつの彼女」

舞台は、近未来のロサンゼルス。セオドア・トゥオンブリーは、相手に代わって想いを手紙に書く代筆ライターをしていた。
妻・キャサリンと別れて悲嘆に暮れていた彼はある日、人工知能型OS・サマンサを手に入れる。他の女性よりも、魅力的で人間らしいサマンサに、セオドアは惹かれていく

 

Nextremerでも日々研究・開発を進めている人工知能(AI)、今後もどんどん技術革新が起こるであろうこのテクノロジーを、どのような分野に活かせるのかを実証するための様々なアプリケーションの開発、実証実験、イベントを行っています。
エンジニア主眼で、チームが自主的に様々な事にチャレンジしています。
インターン生/エンジニアの募集もしていますので、ご興味のある方はどうぞ遠慮なくお問い合わせください!

 


banner_1

(最終更新:2015-11-19)
CATEGORY :