出して分かった!出さなきゃ分からない!SXSW出展Tips編

出して分かった!出さなきゃ分からない!SXSW出展Tips編

Nextremer村上です。
SXSW出展の模様について準備編本番編の2回に渡ってお伝えしてきました。3回目の今回は、番外編としてSXSW出展Tips編をお送りします。今後の出展を計画している方の参考になればと思います。

出して分かった!海外出展Tips《準備》

▶準備期間は4ヵ月~半年はみておく
展示会出展が決まってからイベント当日までの期間は少なくとも4か月はみておく事を強くお勧めします。私達の場合SXSWに向けて準備期間は正味3か月とタイトなスケジュールでした。どんなブースを造るのかにもよりますが、発注物の納入が予定より遅れることもありますし、そうなれば荷物の事前発送が出来なくなり、かなりの大荷物で空港まで大移動することになります。通常業務と平行して準備を行う場合はなおさら、早めに始めるにこしたことはありません。
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▶滞在先確保はかなり早めに行うべし
イベント時期のオースティン周辺のホテルはかなり高額な価格設定となっています。会場周辺ともなれば1人1泊30000円なんてザラです。通常よりも値が張るのは仕方がないですが、少しでも多くのオプションからより安く、便利な場所を探したい場合はスピード命です。可能な限り早くが鉄則です。私達はBooking.comというサイトを利用して、当日~1か月前までキャンセル無料というシステムを利用して、ギリギリまで出来るだけ安い場所を探しました。

Nextremerの例)
種別:モーテル
金額:1泊約25000円(ダブルルーム)
会場までの距離:約8キロ

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▶現地到着日はイベント当日の2日前~がベター
ブースの設営があまり大掛かりなものでなければ良いのですが、凝ったものを造りたい場合はそれなりに時間がかかります。ただでさえ長時間の飛行機移動で体力を消耗しているところに、着いて早々ブース設営に取り掛かるのはかなりきつい、いえ、きつかったです。少なくとも到着日はホテルで休息を取れるようなスケジューリングをお勧めします。

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オースティン空港の到着出口を出てすぐに見える建物。レンタカーはここで借りれます。

▶荷物の梱包
私達はディスプレイやスピーカー、PC10台やその他諸々の精密機器を機内持ち込みとして持っていきました。重たくて持ち運びが大変というだけでなく、PCは1台1台検査に通さないといけないので空港の保安検査に時間がかかります。空港へは時間に十分余裕をもって向かいましょう。ちなみに現地空港の職員もSXSWに参加するんだな~とすぐに分かるようで理解は早く、チェックをすればすぐに通してもらえます。

★事前に税関申告をしておく※これ大事
皆さんも海外旅行時に税関申告の用紙を渡されると思います。大量の精密機器やグッズ、その他諸々を諸外国に持ち込む場合は、事前に税関で申告をしておかないと、日本帰国時の税関検査で引っかかります。要は持ち込んだものか国外で購入したものか、税関職員には判別不可能なわけです。最悪買ってもないPCのために税金を払わないといけないなんてことに!これは結構盲点だと思いますので、是非皆さん出発前は空港にお問い合わせください。
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▶グッズ持ち込みはほどほどに
ノベルティをどの程度用意すれば適当なのか?ブースに立つ人数や来場者数、ブースの集客力によっても変わってきます。更に対応している来場者とは別にブースからノベルティだけを持っていかれる方も結構います。多めにあるに越したことはないですが、残ったものを持って帰るのは結構大変。

葛藤した結果、今回下記を現地に持参しました。
・缶バッチ3000個
・ビジネスカード5000枚
※ブースに立つ人数は2名
結果、4日間を通して実際にはけたのは全体の約半分でした。SXSWトレードショーは4日間に渡って行われますが、最初の2日間の人の入りが最も多く残りの2日間は客層も変わり来場者数も減る傾向に。その辺りを考慮すべきだったのと、結局経験するしかないかもしれませんね。
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出して分かった!海外出展Tips《本番中》

▶ブースで足を止めさせる仕掛けづくり
SXSWトレードショーでは、世界中から集まった個性的で斬新なプロダクトがそこら中に並んでます。超有名企業のブースが隣に!何ていうチャレンジングな状況もあるので、ファーストインプレッションで惹きつけるのは本当に大事だなと改めて思いました。物凄い数の展示物がある中で、それでも興味を持って足を止めてもらうには「なんだこれ?」と思わせる仕掛けがあると強いと思います。光ったり、動いたり、何か聞こえてくると、自然と足を止めてしまいますもんね。

AI-Samuraiの場合は
・目が光る
・しゃべる(声が野太い)
・顔認識機能で一度Lock-onされると追っかけてくる
・顔/腕が動く
と仕掛け満載で挑みました。さらにディスプレイに記憶した来場者の顔を表示させたり、侍の感情によって台座の発光色を変化させる仕掛けも好評でした。
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▶外国人になりきるべし
郷に入らば郷にしたがえと言われるように、ここはアメリカ、相手は外国人ですから自分の立ち居振る舞いもちょっと外国ナイズしてしまった方がより自然に会話運びが出来るように思います。私は一貫して第一声は「Hey, how are you doing?」、それと同時にノベルティを手渡しプロダクトの説明に流れます。最後は笑顔で握手、締めの「Thank  you for your time!」も忘れません。

▶複数人対応で効率的に
いつも1対1でプロダクトの説明が出来るとは限りません。スピーカー2名に対して10名くらいの来場者が集まる時もあります。そんな時は4~5人まとめて説明しちゃいましょう。それぞれの目を見て全員に向かって話かけると効率よく沢山の来場者に案内ができてしまいます。前述の外国人になりきるべしとも近い物がありますが、超やり手の実演販売員になったようなつもりで自信満々にアピールしちゃいましょう。
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▶日本に居るチームとの連絡手段を決めておく
初めての海外出展は、想像以上にタフなもの。移動で体力消耗しブース設営で更に消耗、イベント中は常に頭をフル回転で予想外の質問にも対応していく。イベントに集中できたのはOKだったんですが、日本に居るチームとの連絡手段を事前に決めていなかった事で、出展側からのレスポンスが下がってしまったことでした。出展側は単純に余裕がなかったり、疲れていて連絡の優先度が低くなってしまった事が要因です。日本で稼働しているメンバーが、いつ連絡できて(出来そうで)、いつ連絡つかないのか(つかなそうか)で把握できる配慮が必要でしたね。

NextremerではGoogleカレンダーに飛行機の時間やイベントの稼働時間などを入れておく、voiceメモで状況伝えるのをタスクにするとかの対策案が挙がっています。

おわりに

SXSW報告会2016が4月8日(金)18:00~21:00のスケジュールで開催されるのですが、12時間で定員80名が既に埋まってしまったようです。SXSWへの注目度の高さがうかがえますね。さて、今回は皆さんの参考になりそうな事をTipsとしてまとめてみましたがいかがでしょうか?まだまだ細かい反省点はあるのですが、それはまたの機会に…