米サウスバイサウスウエスト2016:出展レポート 《本番編》

米サウスバイサウスウエスト2016:出展レポート 《本番編》

Nextremer村上です。前回のSXSW2016《準備編》につづいて、今回は本番編をお届けします。トレードショーは初日と2日目の人の入りが一番多くメディア関係者もここに集中する、以降はSXSW Music Conference & Festivalが始まるため、客層がガラリと変わるのです。ということで気合いを入れていざ本番へ!

トレードショー本番スタート!

開場のアナウンスがひびきわたり会場の中がじわじわと人で埋め尽くされて行きます。得も言われぬ高揚感に皆疲れも忘れてテンションがあがります!今回初めてのトレードショー参加だったので来場者からどんな反応がくるのかは本当に未知数でしたが、エンタテイメント性たっぷりのAI-Samuraiに対して来場者の反響は予想以上に大きかったです。※AI-Samuraiってなんぞや?という方はこちら
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外国人来場者は多くの人が見た瞬間目を丸くしながら「ワァーオ!なんだこれは…!」とスマホをかざして写真を撮りまくっていました。感情表現が豊かでリアクションも凄い大きいのでAwesome!とか言われるのは嬉しくなっちゃいますね。会場全体でみても見た目の異質感による惹きが強かったように思います。そこは多様性に満ちたSXSWならではかもです。

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”AI-Samuraiの記憶”画面です。発話したこととその時に対話していた人物の顔認識画像が表示されています。

コミュニケーションを通して見えてくるもの

ロボットビジョンを映し出していた大型ディスプレイに、Lock-on(顔認識)された自分の顔が写し出される事に興奮する来場者が多くみられました。対話のデモンストレーションでは、「名前は?仕事は?オースティンはどう?」というジェネラルな質問が多かったです。まれに「喧嘩のやり方知ってるか!?」みたいな過激なものも。

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4日間を通して集まった膨大な量の対話ログは、消費者がどんな対話を望むのか/その為にどう改良を行っていくべきなのかを検証する重要な研究材料になります。現状はAIとどうコミュニケーションを取ったらいいのか分からず困惑する来場者も居て、AIが人間社会に受け入れられるにはAIと人の関係性設計が欠かせないと改めて感じました。

また全体を通して好意的な意見が多かった中、「顔認識で記憶したデータをどうするの?」といった”AI=怖い”という意見も少なからずあり、AIテクノロジーを扱う企業としてこういった意見にどう対応していくのかなど、改めて課題を感じさせる場面もありました。余談ですが単純にサムライの顔を怖がり「今晩夢に出そうだわ…」なんて言う人も居たのは予想外でした。外国人ならではの反応なのかもしれませんね。

一通りデモンストレーションを終えると決まって聞かれた質問が「これは売ってるの!?」「どういう風に応用されるの!?」ということでした。メインプロダクトである対話エンジンが今後どんな市場でどんな風に活用されていくのかを説明し汎用性の高さを秘めている事が分かると、他にもこんな活用方法があるよね!と自らアイデアを出してくる来場者も結構いました。

まとめ

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準備段階から右往左往して何とか無事に終えられた感の強い初SXSWでしたが、失敗を通して得られたことも沢山ありました。SXSWは「基本全部じぶん達でやる!」「欲しい情報は積極的に自分から取りに行く!」という事が分かっただけでも行く価値はあったなと思っています。

あと、ファーストインプレッションで惹きつける事の大事さは改めて感じました。物凄い数の展示物がある中で、それでも興味を持って足を止めてもらうには「なんだこれ?」と思わせるポイントが必要です。その点は今回手伝って頂いたブースプランナーの方や、エンジニアの仕掛けが上手くいきました。

次回の記事では【SXSWに出してわかった!海外イベントに出展するときに準備するもの】をTipsとして書きたいと思います、お楽しみに!

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